邪魔者は排除される
僕もその予備軍なのかもね
何をそんなに 怯えてるのかな
初めから 仕組まれたことなのに

人間なんて 口ばっかりで
みんな繰り返して ばかになる
背中蹴飛ばして 手に入れた地位
守りたかったのは ちっぽけな物

黒猫が走る
僕の心を見透かしたように
路地裏の世界の方が
美しい場所かな
焼いた魚を あげるから
僕にそこを ゆずってくれ

上辺だけなぞったら
上手くやれるのは知ってるよ
でもちくちくと
心が痛むって知ってたかい?

黒猫が走る
僕の心を見透かしたように
悔しいけど その自由が
羨ましいなんて
どんなに にゃーと鳴いても
僕は君に なれやしない

黒

猫