こっそり撮った彼の写真は
キレイな笑顔を切り取って
あたしの部屋の机の上
たぶん彼は知らない
あたしがこんなに女の子だって

いつもあたしをバカにする
あたしと正反対の厚みのあるその唇が
夢の中で甘く囁くなんて

あんなに簡単に彼の髪に
触れることができる春の風を
羨ましく思うなんて
絶対 知られたくない

気づいてほしいのに
気づいてほしくない
矛盾しているこの気持ち
全部、彼に押し付けられたら
きっとラクになのに
教室をでていく背中を
追いかける言葉はいつも同じ

鼻の奥がツンとして
喉の奥が熱くって
泣きそうになった放課後
たぶん彼は知らない
あたしがこんなに女の子だって

   
   

バイバイ、またあした

Thank you for material 十八回目の夏

 

 

いつもくだらない話を持ってくるあの子は、きっと君のことを好きなんだと思うよ。

 

 

 

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送